ピクニック交流会の意義

あしプロでは、さまざまな取り組みをしております。
梅雨の間の晴れ間に、年度始めにメッセンジャーたちから上がった[今年やりたいこと]のひとつ、ピクニックを実施。広大な森の中で、ご家族やスタッフも共に気持ちよく楽しい時間を過ごしました!

普段は就労支援施設で働く彼らの生活は、同世代の若者と比べても、コロナ以降さらに制限の多いものとなっています。特に、医療福祉関係では慎重にならざるを得ず、外部と交流するような活動がほとんどなくなっています。
このような、交流機会の損失は、コロナによる社会変化の中、学校や、企業さんでも同様の課題かもしれません。

山の上

「花輪とかつくりたいな」というメッセンジャーの呟きも、即実施!
お母さん世代がまず童心に帰り、黙々とシロツメクサの冠ができていきます。トライするメッセンジャーにも、入れ替わり立ち替わりわかりやすいレクチャーが入り、穏やかに幸せな時間が流れていました。

撮影が大好きなメッセンジャーは、翅の欠けたモンシロチョウを野に見つけてずっと見つめていました。「飛べないのかなあ」と眺めていたモンシロチョウがふと彼女の手に留まり、しばし彼女の手に留まった蝶々をみんなで見つめます。

先ほどできあがった花輪の冠を持って、メッセンジャーが踊り出します。
「ああ、花のワルツみたいだね〜。バレエでそういう踊りがあるんだよ〜」「チャイコフスキーの眠れる森の美女ですね」「えっ、詳しいね!すごいね」検索したスタッフが音楽を流し、他のメッセンジャーも加わってシロツメクサを掲げた「花のワルツ」が繰り広げられます。

Activity Report

その様子をまとめましたので、ぜひこちらの動画をご覧ください!

その人らしさを知り合う

酸素の濃い木立の中で、ゆったりと過ごす時間は、いつもの練習会とは違う側面でお互いに新たに出会い直すことができます。
野原に降りて、鬼ごっこ。手つなぎ鬼や、だるまさんが転んだ、など、懐かしい遊びが真剣に展開。お母さんたちも全力疾走で、はあはあと笑い転げています。こんなにきゃあきゃあと走り回るのはいつぶりでしょう?
疲れた人は木蔭でお昼寝し、元気なメンバーはさらに森へ散策に出かけました。

森のルートを迷いなく進む二人のメッセンジャー。メッセンジャーの多くが類稀な空間認識力を持っていて、その行動判断にはいつも驚かされます。一度来た場所が記憶されているのはもちろんのこと、初めての場所でも位置が分かっているようです。

練習会でも、休憩などの交流時間を設けるようにしていますが、振付構成側の意図も影響しますし、メッセンジャーもスタッフも、その日やることに合わせたキャラクターで存在していると思います。けれどもピクニックでは、役割が外れるため、スタッフ、メッセンジャーともに、さらに、本来のその人の性質をお互いによく感じ合います
役割を設定しない場では、自然にその人の働きが生まれていきます

このような活動を通して、個性や体力、他者との関係性を深く知り合い、それぞれの力を最大限発揮する環境を整えています。
メッセンジャーとの交流を通して、私たちスタッフも、自らに問い直して成長していけるのです!

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