「ハッと驚く感動!」
みなさまこんにちは!おどるなつこです。
NPO法人 あしおとでつながろうプロジェクト 申請中
「あしおとでつながろうプロジェクト」の新たなホームページをご覧いただき、ありがとうございます!略称はASI-PRO/あしぷろです。どうぞよろしくお願いいたします!
2010年より任意団体「あしおとでつながろう!プロジェクト」として活動してきましたが、現在NPO法人申請中です。登記の関係で ! マークが抜けますが、ハッと驚く感動を大切にこれからも活動していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
アートと福祉の接点
”ハッと驚く感動”というと、みなさまにはどんなことが思い浮かびますか?
私がそれを多く体験したのは、一見アート体験から隔たれたような赤ちゃんを育てている日常の中ででした。
まだ座れない数ヶ月の幼子が、丸いクッションに支えられて音楽のリズムに合わせて体をゆさゆさ揺らして嬉しそうに踊っていたり、言葉もまだ少ない2歳児が、夕方になるとよくわからない言葉で悲しげな歌を歌っていたり。
アートとは教育の結果ではなく人の中に元々ある表現欲求なのだなあ!と、その度にハッと驚き、私は単身子育て中にアートの定義についてさまざまな気づきを得ることとなりました。
知的障害と繊細さの境界
あしおとでつながろう!プロジェクトでは、主に知的障害があると言われる方々と踊ってきました。例えば発語がないなど、情報伝達になんらかの障害があるそうですが、その反面、聴覚過敏や規則性へのこだわりなどは、自分とも重なり、むしろ感覚的に特化している能力があると言えるように私には感じられました。
その勘は正解で、福祉施設でタップダンスを初めてみると、平均的な人々よりも習得の早い方が何人もおられます。また、コミュニケーションにおいても、言語を介さない状況ではむしろ長けていると言える方が多いのです。
毎月一緒にタップダンスを踊る10年の間には、ハッと驚くようなことが何度も何度もありました。そんな場に立ち合い、心を動かされた多くの方によって、あしおとの輪もどんどん広がってきました。
世界への願い
それぞれの人の中にある表現欲を、あらゆる人が安心して抽出し表現できるようになるといいな、と思います。結局、世界とは身近な毎日のことなのです。
身の回りの毎日にハッとした驚きがあふれ「私の世界」が喜びの多いものになっていく...そんな「私の世界」がまあるくつながった未来は、きっと嬉しい気持ちで物事が進められているのではないかしら。
私は次世代たちのそんな世界を、楽しみに想い描いています!
記事:おどるなつこ