デジタルギフトあしおとの輪

デジタルギフトあしおとの輪とは?

福祉×アート×企業が生み出す新しい受け取りあいのカタチ。支援ではなくお互いが豊かさを与えあうWINWINの関係を築きたい。そんな考えから生まれた「ギフト」という新しいカタチのご提案です。

私たちは10年にわたり、タップダンスを通じて福祉の現場にアートを届けてきました。そして多くの方たちと接し、福祉の現場にはアート体験や社会体験のニーズがとても多くあると実感しています。しかしながら、福祉の現場でアート体験を準備するには

・職員が多くの労力を割かなくてはならない
・アーティスト側は、ボランティアに近い状態での「体験の提供」が当たり前

・社会体験を取り入れたいが、つながりが無くどうして良いかわからない
・継続的な関係づくりなど福祉側の希望に沿い続けることが難しい

双方ともに、意思はあっても、労力・費用・人材不足などの問題を抱えています。
また、昨今の社会情勢として

・企業や寺院などの社会に影響を与える側に求められる、地域や社会への貢献

しかしながら多くの団体が、果たして社会から何を求められているのか?という問いを抱えて、なかなか踏み出すことができないのではないでしょうか。
企業側からは物品提供、福祉側はご支援は全て受け入れる、という状況になりやすいのは、双方の限りある時間の中で、互いの目的にかなう連携を築くことがなかなか難しいからでしょう。
「あしおとでつながろうプロジェクト」も、このような問題を多く経験してきました。
このデジタルギフトという社会貢献システムが目指すのは

・双方向コミュニケーションを重ねた、本当に有意義な社会貢献や相互交流の創造

です。そこで私たちが、福祉側の体験ニーズを掘り起こしパッケージ化(デジタルギフト)、そのパッケージを企業の社会貢献のチャンスとして販売することで、アート体験と福祉体験がさまざまな対象に行き渡る。そんな新しい仕組みを実現したいと考えます。

現在の社会貢献構造

三者がなぜコミュニケーションしにくいのか?それは、それぞれの環境での目的と価値観が大きく違うことがあげられます。価値観の共有というのはとても難しくそれぞれにメリット・デメリットが存在します。誰かの目的に合わせるのではなく、それぞれの価値観をギフトという一つのカタチにまとめることで、三者が同じ体験から、それぞれの目的にかなった活動をすることができると考えています。

デジタルギフトあしおとの輪が実現する新しい社会貢献構造

ASI-PROのスタッフは10年の経験から、多様性を受け入れあう必要性を感じてきました。そんな私たちだからできることがあるとおもっています。私たちにできることそれは

さまざまな夢をひとつのギフトに詰めあわせて実現する事

私たちは多くのギフトを届けたいと思っています。多くの方々にギフトを贈って頂きたい、受け取ってほしい。それぞれが提供しあい受け取りあう。そんな豊かな社会の実現のためのプロジェクトです。


あしおとでつながろうプロジェクトからのメッセージ

デジタルギフトは、豊かな体験により笑顔を生み出す新しい仕組みです。現代の社会福祉体験には、見えにくい我慢や言葉にしにくい認識のずれが潜んでいます。私たちは、今あらためてその構造を見直すことで、支援する側、される側に区別されることなく、喜びをひき出す体験を贈りあい、受け取りあえる豊かな社会を目指しています。

笑顔がもたらすものは仕事や人生のモチベーションです。笑顔は、障害の有る・無しや社会的立場に関係なく、すべての人の大切な宝になります。

笑顔あふれる社会を実現するために大切なのは体験です。その体験とはアートに限らない、笑顔をもたらす行動です。あしおとでつながろうプロジェクトはアート体験をきっかけに、笑顔を生み出したいと考えています。

限られた人達だけでなく、より多くの人々へより多くの体験を!


アーティストの皆さまへのメッセージ

私たちの周りには、笑顔を生み出すために力を発揮するアーティストがいます。
とはいえアーティストも人間です。社会貢献活動をすることが生活を圧迫してしまうと、その力を発揮できないでいませんか。この仕組みは、そんなアーティストの皆さまの力を最大限発揮する場を創造するためにも役立ちます。

私たちと一緒に、ギフトというカタチのアート体験を広げましょう!


企業・地域の皆さまへのメッセージ

笑顔を待っている人がいます。より良い体験を提供することに迷いはいりません。皆さまがギフトを贈ることで受け取ることはたくさんあります。それは相互な交流で生まれるお互いの笑顔であり、毎日へのモチベーションです。企業活動や地域活動をするうえで、モチベーションは大きな成果をもたらします。

私たちは支えて頂く皆さまにも特別な笑顔を届けたいと思っています!


福祉施設・教育機関の皆さまへのメッセージ

本当に必要としている体験を教えてください。本当はこんなことがしたいんだ!と声をあげてください。私たちは、その夢にぴったりの体験をクリエイトします。そしてギフトというカタチで具現化し実現に向けて最大限の努力をします。

皆さまの夢を実現することで生まれる笑顔は、多くの人々にあらたな笑顔と未来へのモチベーションを届けます!

デジタルギフト事業は、アーツコミッション・ヨコハマのヨコハマ創造産業振興助成2020を活用して開発しました。

アーコミッション・ヨコハマ助成事業